カルディで手軽に買えるおつまみの中でも人気の高い「八角香る 香港式叉焼」。
甘辛ダレとスパイス香が特徴の本格中華チャーシューが、缶詰で楽しめる便利アイテムです。

この記事では、
・実際に食べた味のレビュー
・どんなワインと合うのか(マリアージュ)
・おすすめの飲み方
をワイン好き目線で紹介します。
■ 商品概要:八角がしっかり香る本格チャーシュー
「八角香る 香港式叉焼」は、105gの食べ切りサイズ。
開けた瞬間に広がる八角(スターアニス)の甘くスパイシーな香りが特徴です。
チャーシューのタレは、
- 醤油ベースの甘辛
- 八角の芳香
- 豚肉の脂の旨味
がベストバランスで調和していて、常温でもおいしく食べられます。
温めると脂が溶けて、さらにまろやかに。
缶詰と思えないクオリティです。

■ 実食レビュー:甘辛+スパイスで“ワイン向き”の味わい
● 香り
八角の甘いスパイスがふわっと立ち上がり、ほんのり五香粉に通じるアジアンな香り。
● 味
タレは甘辛ながらしつこくなく、豚肉の旨味がしっかり残っています。
バランスが良く、ワインと合わせても負けない味。
● 食感
ほろっと柔らかく、箸で軽くほぐれるほど。
脂身もクドくなく、全体として上質なチャーシューの印象です。
■ 結論:赤ワインとの相性が圧倒的に良い
八角のスパイス香、甘辛ダレ、豚肉の脂。
これらの要素は、白ワインよりも赤ワインのスパイス香・樽香・果実味と相性が抜群。
特に「スパイス香や樽のニュアンスがある赤ワイン」との組み合わせが最高です。
🍷 相性抜群のワイン3選
① ボルドー(メドック)|スパイスと樽香がベストマッチ
相性度:★★★★★
- カシス系の黒果実
- 樽のバニラ・クローブの香り
- 程よいタンニン
ボルドー赤は八角の香りと特に相性が良く、甘辛タレのチャーシューと驚くほど調和します。
例:Château La Fleur des Aubiers 2015(シャトー・ラ・フルール・デ・ゾビエ 2015)
カルディでたまに見かける熟成ボルドーワインですが、まさにベストな組み合わせです。
② シラー(ローヌ or オーストラリア)|スパイシーな香りが共鳴
相性度:★★★★☆
- 黒胡椒のニュアンス
- 暗い果実味
- しっかりしたボディ
八角のスパイス感とシラーのペッパー香が共鳴し、香りの一体感が強まります。
例:Milton Park Shiraz(ミルトンパーク シラー)
こちらもカルディの定番オーストラリア・シラーズ。八角(スターアニス)の甘スパイスと、香りの方向性として非常に近いので、香り同士がぶつからず、綺麗に重なります。
③ ジンファンデル(アメリカ)|甘辛ダレとよく合う
相性度:★★★★☆
チャーシューの甘辛ダレには、
果実味豊富でほんのり甘やかな赤が相性良し。
ジンファンデルの、
- プラムやベリーの凝縮感
- スパイス香
- 高めのアルコールによる甘み
がチャーシューのタレと見事に調和。
例:ローゼンブラム・ヴィントナーズ・キュヴェ・ジンファンデル ロット42
カルディでたまに約40%OFFキャンペーンを実施しているカリフォルニアのジンファンデル。八角チャーシューの 甘醤油ベースのタレ と、ジンファンデルの 果実の甘やかさ が同調。ややジャンクな組み合わせ。
■ 逆に合わないワイン
- 軽すぎる赤(ガメイ、ライトなピノ)
- 樽なしの辛口白
- ミネラル強めの白(香りの方向性が違う)
繊細なタイプは八角の香りに負けてしまいます。
■ おすすめの食べ方アレンジ
- 軽く温めるだけで旨味UP
- 仕上げに黒胡椒を少し振るとワインとの接点が増える
- クラッカーにのせてカナッペ風にしても相性◎
■ まとめ
- カルディ「八角香る 香港式叉焼」はワインに非常に合う
- 特にボルドー、シラー、ジンファンデルと相性抜群
- 缶詰で手軽に本格中華が味わえる最高のおつまみ
カルディで“ワインのお供”を探している人に、強くおすすめできる一品です。

コメント